top of page

Information

最新情報

2026年10月2日

静岡県浜松市にございます神社の隣の結婚式場

浜松八幡宮楠俱楽部のブログをご覧の皆様


こんにちは!


ウェディングアドバイザーの松原 璃伽(まつばら りか)と申します



10月に入り、少しずつ過ごしやすい季節になってきました

私たちの会社では決算月を終えて新しい1年が始まります

結婚式場にとって

秋から冬にかけては1年の中でも特に多くの新郎新婦様をお迎えする大切な季節です

これから結婚式を迎えるおふたりが、期待と少しの緊張を胸にご来館されます

「どんな1日にしよう」

「誰に来てもらおう」

「何を大切にしよう」

おふたりが1つひとつ考え、選択を重ね、その先にある1日を、一緒につくっていきます

結婚式を通じて歩んできた道のりを振り返り

人生の決断と向き合う時間になっていきます


そんな季節を迎える今、私自身もまた、大きな

「決断」と向き合っています

今年は、新入社員のメンターを務めることになりました

目の前の仕事を覚え、1つひとつ一歩づつできることを増やしている姿を見る中で

私自身も彼女からたくさんの刺激をもらっています

誰かの成長に関わるということは、同時に自分自身の姿勢を見られているということでもあります

「自分は、この仕事にどう向き合っているだろう」

教える立場になったからこそ、改めて考える機会が増えました

誰かを支える立場になったからこそ、自分自身も成長し続けなければならない

そう感じる1年に今はなっています



1年前の私と、今の私

ちょうど1年前、私は楠倶楽部へ異動しました

新しい環境、新しい仲間

それまで積み重ねてきたものを1度見つめ直し

もう1度、結婚式と向き合うことを決めた1年でした

振り返れば、長かったようで、あっという間だったようにも感じます

嬉しいことも、思うようにいかないこともありました

迷うことも、立ち止まることもありました

それでも、その1つひとつが今の自分につながっています


そして、この1年を過ごした楠倶楽部という場所は

私にとって「仕事をする場所」だけではなく、自分自身と向き合う場所になりました


2026年9月、ひとつの別れがありました

私にとって大切な仲間です

9月末で、これまで一緒に頑張ってきたプランナーの1人が新しい道に向かって進む決断をしました

一緒に悩み、一緒に笑い、同じ場所で結婚式と向き合ってきた仲間です

もちろん、常にすべてが順調で良好だったわけではありません

仕事のことで意見がぶつかったこともありました

お互いに譲れない想いがあり、言葉を交わしても、なかなか分かり合えないこともありました

そのときは、お互いに余裕がなくなってしまったり

「どうして伝わらないんだろう」と思ったりすることもありました

今振り返ると、あの時もっと違う伝え方ができていれば良かったのにと思うこともあります

でも、今になって思うのは、笑いあったことも、ぶつかりあったこともあったからこそ

本当の意味で共に歩んだ時間だったと言えるということです


お客様にとって何が1番いいのか

この結婚式をどうしたらもっと良くできるのか

このチームをどうしたらもっと良くできるのか

お互いに大切にしているものが別々にあったからこそ、時にはぶつかることもあったのだと思います

でもその想いは、もっと良くしたいという共通の気持ちでした

だからこそ、楽しかった思い出だけではなく、悩んだ時間も、ぶつかった時間も

今では大切な思い出の1つになっています



そんな彼女が、最後の1年を走り抜ける中で、私に1つの目標を話してくれていました

「プランナー表彰式で表彰されることで

結果を見せることで今までお世話になった人たちに恩返しがしたいんです」

その言葉を聞いたとき、私は本当に嬉しかったです

これまでぶつかったこともあったからこそ、最後にそんな言葉を私に伝えてくれたことが

本当に強く印象に残りました

一緒に働けてよかったと思ってもらえていたこと

最後まで、この場所にいる仲間のために頑張ろうと思ってくれていたこと

言葉にして伝えてくれました

それが、何より嬉しかったです

彼女の言葉を聞いて姿を見て、私は少しずつ新たな気持ちが芽生えていきました


表彰されることや、数字として結果を残すことは素晴らしいことです

彼女がそれを目指して最後まで走り抜けて頑張ってくれたこと、私にとって本当に嬉しいことでした

私は結果が大事だと考えてきました

だからこそ彼女が結果を出すことに拘ってくれたことは本当に嬉しかったです


でも、それと同時に、気付いたことがありました

「この人たちに恩返しをしたい」

彼女は結果を出すことだけに拘ったわけではなかったです

恩返しの形として結果を出すことを選んだだけでした

決して結果を出すことだけを彼女が求めていたわけではありません

恩返しがしたいと思ってもらえるような関係を私たちと築き

それに対する恩返しの為の結果でした


気付いたことは

そんな風に思ってもらえる関係性を彼女と共につくることができていた事実

それが一番大きな気付きでした

それは形には残らないけれど、最も大切なことなのではないかと思いました


一緒に笑った時間だけではありません

悩んだ時間も、意見がぶつかった時間も、なかなか分かり合えなかった時間も様々ありました

それでも最後には、「恩返しをしたい」と思い、言葉にしてくれた

そのこと自体が、私にとっては大きな贈り物でした

その気持ちが私にはとても大きな恩返しになっていると感じました


そして、改めて考えてみると、「働く」とはそういうことなのかもしれません

数字は、努力や成果を目に見える形で残す大切な指標です

お客様に選んでいただくことも、目標に向かって結果を出すことも、プロとして大切な責任です

ただ、結婚式という仕事は、絶対にそれが全てではありません

結果として出た数字だけでは決して分からない

そこに至るまでの大きな物語や大切な想いがその過程には沢山あります

お客様からいただいた「ありがとう」

一緒に働く仲間からもらった「一緒に頑張れてよかった」という言葉

誰かのために頑張りたいと思えた気持ち

そして、「恩返しをしたい」と思ってもらえた関係性

そうした1つひとつの目には見えない想いや気持ち

それこそが私たちがこの仕事を通して残していく、最も大切なものなのだと思いました


彼女は走り切った最後に、表彰という目に見える形で私たちに恩返しをしようとしてくれました

でも私にとって、彼女がここで過ごしてくれた時間

その時間を通じて感じてくれたその気持ちこそが

すでに私への大きな恩返しだと感じます

そして、彼女と出会えたこと

一緒に働けたこと

時にはぶつかりながらも、同じ場所で結婚式をつくってきたこと

そのすべてが、これからの私の中に宝物として残っていくのだと思います



この出来事を通して、改めて結婚式についても考えるようになりました

結婚式も、形だけでは語れないものがあります

結婚式当日に目に見えるものは、結婚式の本質のほんの一部分です

その1日に至るまでに、おふたりが考え、迷い、時には悩み

たくさんの決断を重ねてきた長い時間があります

「誰を呼ぶのか」

「何を伝えるのか」

「何を大切にするのか」

その1つひとつの選択にこそ、おふたりの人生や、大切な人への想いが詰まっています

だからこそ私たちプランナーは、ただ結婚式を「つくる」のではなく

おふたりがなぜ結婚式をするのか、何を大切にしたいのか

その背景まで知りたいと思っています

知る必要があると思っています

おふたりが悩んでいるときには一緒に悩み、迷っているときには一緒に考える

そして、おふたりが「この人たちに結婚式を任せてよかった」と思っていただけるように

おふたりと一緒に歩んでいく

それが、私がこの仕事で最も大切にしたいことです



私自身も「決断」の前に立っています

実は今、私自身も人生の大きな転機の前に立っています

これから自分がどんな人生を歩みたいのか

何を大切にして生きていきたいのか

自分の人生と向き合うタイミングになっています

今、答えはまだ、はっきりしていません

迷うこともあります

怖くなることもあります

それでも、ここまで私を支えてくれた大切な人たちの存在を思うと

自分自身の気持ちから逃げずに向き合いたいと思うようになりました

それがどんな結果でも、自分の気持ちから逃げないことが恩返しになると感じたからです

ちゃんと答えを出したい、目を逸らさず逃げない、後悔の無い決断をしたいと思います

そして、今そんな自分の気持ちだからこそ、人生の大きな決断をされる新郎新婦様の気持ちを

以前より少しだけ深く感じられるようになった気がします


「おめでとう」の先にあるもの

私たちは、結婚式当日にたくさんの「おめでとう」を届けます

でも、その「おめでとう」の日を迎えるまでには

おふたりにしか分からないたくさんの出来事があります

出会いがあり

その上で家族になると決めたこと

大切な人たちにその想いを伝えること

そして、これからの人生を一緒に歩んでいくと決めたこと

そこに至るまでの沢山の想いや勇気や決断した気持ちを

結婚式は、その1つひとつを大切な人たちと分かち合う日なのだと思います

だからこそ私たちは、1日をきれいに繕うのではなく

その1日がおふたりのこれからの人生にとって、意味のある1日になることを大切にしたい

それが、私が結婚式の仕事を続ける中で、強く感じるようになった想いです


表彰式に込める想い

今月末には、1年間の努力と成果を称えるプランナー表彰式があります

昨年まで一緒に走ってきた仲間たちの想いも、その結果に反映されています

だから私は、この表彰式を、ただ「誰か1人が選ばれる日」にはしたくありません

もちろん、数字や結果を称えることは大切です

けれど、その結果の裏には、悩み、考え

誰かに支えてもらいながら共に走ってきた時間があります

そこに至るまでの時間にもちゃんと目を向けられる表彰式にしたい

この1年間頑張ってきた仲間たちが

「この仕事をしていてよかった」

「この仲間と働けてよかった」

「また誰かの人生に寄り添いたい」

そんなふうに思える1日にしたいと思っています


新しい道に進む彼女が残してくれた想いも

私たちの中でこれからもずっと大切にしていきたいと思います



出会いも、別れも、人生の一部だから

出会いや別れの多い季節が、私は昔から苦手でした

大切な人との別れや、環境が変わることに、寂しさや辛さを感じることが多かったからです

でも最近は、少しだけ考え方が変わってきました

出会いがあるから別れがあり、別れがあるからこそ、新しい出会いがある

そして、人との関係は、その人がその場所を離れたからといって、すべてがなくなるわけではない

一緒に過ごした時間や、もらった言葉、互いに与えた影響は、これからも自分たちの中に残っていく

一緒にいなくても共に過ごした時間がお互いを強くしてくれる

一度築いた信頼は簡単には崩れないからこそ

違う場所にいてもその信頼があるからこそ自分も何かにチャレンジ出来る

今回の別れを通して、そんなことを強く感じました

これからも、人生の大切な1日に寄り添うために

今、私自身が人生の決断に向き合っているからこそ、改めて感じていることなのかもしれません


人生には、正解はきっとありません

悩みながら、迷いながら、傷付きながら、それでも自分で決めた道を信じて歩いていく

その中のほんの一瞬かもしれませんが

その1つの瞬間に寄り添うことができるのが、私たちの仕事なのだと思います

そして、結婚式という仕事の価値も、目に見える結果ではありません

おふたり、ゲスト様からいただく「ありがとう」

仲間からもらう「一緒に頑張れてよかった」

そして、「この人たちのために頑張りたい」と思える関係

そんな1つひとつの積み重ねが、私たちの仕事の本当の価値なのだと思います


これから始まる新しい1年

たくさんの新郎新婦様が、この場所で人生の大切な決断をされます

その決断の先に待っている1日が、おふたりにとってかけがえのないものになるように

そして、その1日を思い返したときに

「結婚式をしてよかった」

そう思っていただけるように

私たちはこれからも、おふたりの想いに耳を傾け、悩み、考え、寄り添い続けます

私自身もまた、これまで出会った人たちからもらったものを胸に

自分で決意する決断から逃げず、前へ進んでいきたいと思います


新しい1年も、ここ浜松八幡宮 楠倶楽部から

たくさんの出会いを大切にしながら、たくさんの幸せな1日をつくっていきます



ウェディングアドバイザー

松原 璃伽

決断の先にある1日

bottom of page